資産運用「ノアの方舟」探し<その2>2012年12月末に、現金と日本国債の割合を増やす理由

先日、失業中に通っていた職業訓練学校で一緒だったHさんが、日光からお店に訪ねて来て
くれました。Hさんには、2年前に、自分が設定したポートフォリオで、インデックス・
ファンドの積み立てと、純金積立をオススメしていたので、その状況をチェックすると、
安倍首相の円安発言もあってか、海外資産や、日本株も利益が出ている状態でした。

「先日自分は一部利益確定しましたが、今、利益を確定する事も出来ますが?どうします?」

と自分が言うと、Hさんは、

「全部売って!欲をかきすぎると、損をするから。」

と言うのです。さらに、Hさんは、

「自分が来たのは、神様が、今、売れってことかもしれないよ。(笑)」

と言うのです。

確かに、アメリカFRBのQE3(量的緩和第3弾)や、ECB(ヨーロッパ中央銀行)の
無制限国債買い取り発言や、自民党の阿部総裁のインフレターゲット発言を受けて、世界経済は、
最近、落ちつきを取り戻しつつありますが、年末に迫るアメリカの財政の崖や、債務上限引き
上げ問題(2月に延長された様です)
が、目標であったクリスマス近くなっても、オバマ
大統領と米下院議会との間で、まだ折り合いがついていない状態です。

(12月27日時点でも、まだ決着がついていません。オバマさんハワイで休暇してる場合?)

この状況は、昨年2011年夏に、やはり、オバマ大統領と、米下院議会(共和党多数)で、
債務上限引き上げ法案の可決を巡って、8月2日のギリギリまでチキンレースをした結果、
アメリカ国債デフォルトの危機をなんとか回避しましたが、格付け会社S&Pからアメリカ
国債の格付けをAAA→AA+に一段階格下げされたのをきっかけに、世界同時株安に陥った
時と非常に良く似ていたので、自分も、欲をかかずに、インデックス・ファンドを半分売って
利益確定することにしました。


11月23日時点は、かなり、リスクの高いポートフォリオでしたが、

【2012年11月23日時点の資産運用ポートフォリオ】
PF20121123-2.jpg

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選挙前で円安の流れだったので、11月末の時点で、海外先進国株、先進国債券、先進国
REIT、新興国株を一部利益確定した12月10日時点のポートフォリオは以下です。

【2012年12月10日時点の資産運用ポートフォリオ】
PF20121210.jpg

                    yajirusi.jpg

さらに、12月20日に、円安で上がってきていた、日本株全部と、先進国株1/2、先進国債券
1/2、新興国株1/2、先進国REIT1/2を売却、半分を現金化、半分をマネックス証券の
MRF(短期日本国債)に大胆にシフトしました。12月26日時点のポートフォリオは以下の通り。

【2012年12月26日時点の資産運用ポートフォリオ】
PF20121226-2.jpg

まさに、「財政の崖、債務上限引き上げ不調、ユーロ危機再燃、何でも来いポートフォリオ」
へのリ・バランスです。

リスクが13.8%から、9.0%まで減っているのに、リターンは6.2%⇒5.2%と1%
しか下がっていない。また、取ったリスクの大きさに対して、どれだけのリターンが得られるか
という指標であるシャープレシオは、0.45⇒0.58に向上しています。

12月27日時点で、円安、日本株高が続いていますので、もう少し日本株持っていても良かった
かなと思いましたが、前回の安食牧師の記事にもあった様に、お金をこれ以上増やすことよりも、
万が一(財政の崖で、アメリカ経済失速や、ユーロ危機の再燃)のことを考えて、今あるお金を
守る、今あるお金で満足する方向に舵を取りました。
金=ゴールドは、日本も欧米同様、日銀に
圧力をかけてインフレにする様なら、ペーパー資産の価値が日本でも下がる(逆に実物資産の金
の価値は、円安と共に上がる)と思い、今回も売却しませんでした。


もちろん、自分は、サラリーマンでは無く、自営業者なので、毎月現金が定額もらえるわけでは
ないので、リスク資産を一部現金化しましたが、ボーナスや毎月のお給料のある普通のサラリー
マンの方で、少々の株価の下落に耐えられるという方は、自分の様なリバランスは、行わなくて
大丈夫だと思います。要は、株価が下がった時に買うことの出来る現金を、株価上がっている時
に一部現金化して、用意しておいたり、年末年始で、いろいろと現金の必要がある時に一部現金
化しておくことは、間違いではないと思います。株価下がっている時には、解約したくても、
解約できない状態(損失を確定しなけらばならない状態)になってしまうからです。

(1月下旬まで、フラムドグロワールの賞金や、引退馬(マーチやデイブレイク)の飼葉代返戻金が
入ってこないこともあるのですが。。。)


日本株は、確かに、円安で高騰してますが、海外株(ダウ平均やS&P500)等は財政の崖懸念
で下がっているからです。日本株の状況だけを見て、世界経済の状況を見ない、木を見て森を見ず
にならない様にして資産運用していく様に、気を付けたい所ですね。円安ヘッジは、米ドル建て
の金=ゴールドや、海外株、債券、不動産で取っているので、円安で高くなっている日本株は、
あえて、買わなくてもいいかなと思っています。

テモテへの手紙第一6章10節~12節
「金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです。」
「金持ちになりたがる人たちは、誘惑とわなと、また人を滅びと破滅に投げ入
 れる、愚かで、有害な多くの欲とに陥ります。」
「ある人たちは、金を追い求めたために、信仰から迷い出て、非常な苦痛を
 もって自分を刺通しました。」


上記、聖書の言葉を、肝に銘じて、リスクとリターンのバランスには、気を付けて行きたいと思い
ます。今ある資産に満足して、感謝することが、

ヨハネの福音書8章32節
「真理は、あなたがたを自由にする。」


金銭欲や恐れから、解放してくれ、喜びと平安を与えてくれるからです。

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