オークスはサンデーサイレンス×Mr.Prospector×ND×Specialな馬が、1~3着に~オークス反省会

さて、昨日のオークスは、桜花賞で10着敗退していた、メイショウマンボが、まさかの末脚炸裂
でオークスを制覇。2着に、フローラSの2着馬、エバーブロッサム、3着にもフローラS1着の
デニムアンドルビーが入り、桜花賞組有利と思っていた自分的には、あえなく撃沈。。。

しかし、転んでもタダでは起きないので、一人オークス反省会をしてみたいと思います。
まず、1~3着馬の血統を、良く見て見ましょう。先ず、1着のメイショウマンボから。

meishoumambo6.jpg
Mr.Prospector4×4の系列ぐるみが主導で、同時にNijinsky4×5も強い近親配合でした。
ここで、くりがしらさんに教わった配合パズルで見ると、Kingmanbo≒ジェイドロバリー3×3
のニックスになっている事を発見!


kingmanbo×jaderobary6

これは、ロゴタイプにもあった、Northern Dancer×Special牝系のニックス(Nureyev≒Number)
に、Mr.Prospectorが乗っかっている様なモノ
です。これに、相性のいい父の父サンデーサイレンス
があります。

nureyev×number6

logotype6.jpg

さらに、メイショウマンボには、キーフライヤー≒Ameriflora3×3というニックスもありました。

keyflyer×Ameriflora6
Northern Dancer×Graustark=His Majesty×Raise a Nativeの組み合わせのニックスですね。

この2つのニックスを、父の母スプリングマンボ内にまとめたのが、この馬がI理論低評価にも関わ
らず、オークスを勝てた理由ではないでしょうか?また、極端な追い込み脚質も、ハイペースで先行
馬総崩れのオークスでは、内々で脚をため、直線勝負に有利に働いた様な気がします。

ラトーナのフィリーズレビューで痛い目に遭っていたにも関わらず、この馬を軽視してしまったのが
敗因でした。3度目は、ちゃんと、馬券に絡めたいと思いました。。。


2着に来たエバーブロッサムは、天皇賞春を制したフェノーメノ同様、欧州系SS系種牡馬
に母父デインヒルの配合で、Northern Dancer5×4を母系から系列ぐるみにした配合でしたが、
母の母サクラフブキが、なんと、Special牝系で、ジェイドロバリーの母Number=Boundに、
Mr.Prospector直子のフォーティナイナーで、ジェイドロバリーの4/3同血馬でした。


everblossam6.jpg
I理論的にも、IKP=70と高評価でしたが、この馬もサンデーサイレンス×Mr.Prospector×
Northern Dancer×Specialな配合を持っていたことになります。さらに、デインヒルは、Danzig×
His Majesty配合なので、メイショウマンボの母の父グラスワンダーの母Amerifloraと3/4同血ですから、
母の血は、メイショウマンボの母、メイショウモモカとは、似通った血を持っていることになります。

そして、さらに3着のデニムアンドルビーは、母がSpecial直子のNureyev4×2の近親配合で、Special
の血を2重に持ち、ジェイドロバリーと、似た配合のKingmanboを母の父に持つことから、この馬も
サンデーサイレンス×Mr.Prospector×Northen Dancer×Special牝系のニックスを活用した馬でした。

denimandrubie-6.jpg

こんなこと書いていると、母がSpecial3×3で、ジェイドロバリー×Nureyev配合のこの仔の
募集中止は、残念でなりませんね。。。


jadestreek2011-6.jpg

こうなると、Special牝系の4重クロスを持ち、母がKingmanbo×サンデーサイレンスで、父メイショウ
サムソンに、Special牝系のNorthern Dancer直子Sadler's Wellsのある、サムソンズプライドもこの逆
パターンになりますね。

10-7somsonspride6.jpg

サムソンズプライドも、クラシック1冠組ではなく、府中で行われたトライアル組であることも、
2、3着馬と同じですので、週末のダービーが面白くなってきそうです。

さて、本命に押した、レッドオーヴァルが17着、対抗ローブティサージュが9着に負けた敗因
も見ておきましょう。藤澤和雄調教師の書いたあの本にもう一度、ご登場いただきましょう。



この本のオークスの金言にこんなものがあります。

金言25「距離適性」より、「性格適性」

今まで桜花賞を目標にしてずっと桜花賞のペースで走らされてきたから、速いペースのレースが
身についている。だから長い距離でも、桜花賞と同じペースで走りたがる馬が多い。しかし、
オークスはそれではもたない。

2400メートルを上手に走る鍵は、前半をいかにセーブできるか、コントロールできるかだ。
要するにハンドルが利くこと。これがオークスを勝つための第一条件だ。「距離適性」ではなく、
いわば、「性格適性」が必要なのだ。


つまり、桜花賞好走組は、マイルのスピードレースに慣れており、いきなり、距離が800m
も伸びるオークスでは、前半、行きたがる気性をなだめて、折り合い付けることが必要だとい
うことですね。ローブティサージュのレース結果コメントをみると、気性的に前半掛かってい
ってしまった感じだと思います。

ローブティサージュ/東京11R オークス GⅠ  [芝2,400m・18頭]9着[7人気]

岩田騎手「本当は中団ぐらいに付けたかったけど、ゲートをボコンと出てしまいました。
せめて勝ち馬の後ぐらいに付けられれば良かったのですが・・。馬の状態は良かったと
思いますし、最後も脚は使っているんですよ。ただ我が強いですね。返し馬からゲート
裏までは良かったけど、ゲート入りの時に我が出てきました。気性的な成長がほしいで
すね。でもその辺りは今後必ず良くなってくるはずです


須貝師「ハミを噛んだり抜いたりでしたね。あれだけ抜き差ししていれば、反応が鈍り
ますよ。テンからフワッと抜けて走れないと長距離は保たないです。位置取りは悪くな
かったと思います。欲を言えば勝ち馬の次ぐらいに付けられたら、また違ったかもしれ
ません。夏場はノーザンファーム空港に戻し、体を大きくしてもらい、秋に巻き返しを
図りたいと思います


10-48robetissage6.jpg
Mr.Prospector3×4だが、Our Embrem≒Machiavellianの2×3の近親ニックスなので、
気性面の課題が残ってしまった感じですね。

レッドオーヴァルのコメントも、距離が長くなったことに、芝1400m~1600m
ばかりを1,2着してきたこの馬にとっては、未知の距離に、気性が追い付いていけな
かったのではないか?

5月19日レース後コメント
C.デムーロ騎手「折り合って内々をロスなく回ってこられたし、直線を向くまでの手応えは
抜群だった。それなのに直線に入って残り300mのところで一瞬伸びた後はパッタリ止まって
しまった。距離が長かったのかな


redorval6.jpg
Mr.Prospector×Nijinskyはあるが、Specialの血がありません。

このあたりは、来年のオークスで参考にしたい所ですが、このクラシック1冠が目標で、
来た馬が、クラシック2冠目で、人気で負けるという法則が牡馬にも当てはまるかどうか
が今週のダービー予想の鍵になりそうです。ダービーに2003年以来の3頭出し
(コディーノ×レッドレイヴン×フラムドグロワールの3本の矢)のこの藤澤調教師の本が、
今週、また役に立ちそうです。(^^

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