本の学校in東京ビックサイトにて古本屋の実態を知る

今年は、ipadの発売で、電子書籍元年なんて言われてますが、
そんな中、古本屋を開業するのは、どうなのか。

新刊本屋も含め、紙の本の市場はどうなっていくのか、ちょっと
危機感がありましたので、この夏から秋にかけて、2つのセミナー
に行ってきました。

一つは、7月8日~11日まで有明の東京ビックサイトで開催され
ていた「東京国際ブックフェア」で、10日(土)に行われた、

「本の学校出版産業シンポジウム2010in東京」です。

たまたま、古本屋で買った以下の本で、本の学校というものがある
ことを知り、Webで調べてみたら、今年は7月11日開催だった
ので、受講の申し込みをしました。受講料は、2000円。



ちなみに著者の安藤哲也さんは、脱サラして、「往来堂書店」という新刊
本屋を立ち上げたカリスマ書店員だったそうです。

年に1回やっている様なのですが、今年は、午後の分科会で、

書店の中古書併売の実際を聞く-書店の新たなビジネスになるのか?

というセミナーがあり、実際に古本屋を経営されている方の話が
聞けました。

パネリストは、三洋堂書店さん、平安堂さん、ブックスタマさん
の三書店の皆様。みなさん、新刊本屋と古本屋を併設して、営業
されている書店です。

三洋堂書店さんは、BOOK OFFの様な大量リサイクル書店
を展開しており、古本を本格的に始めたのは2009年からだそう
です。今、儲かっている書店は、古本を扱っている書店が多いと
のこと。

平安堂さんは、長野県で、新刊本屋の中に古書センターを開設して
いる街の本屋さんです。ちなみにコミックはやっていないとのこと。
誠意をもって買い取りをしているとのことで、買い取り価格はBOOK
 OFFよりも良心的です。本の探索隊といった本の検索サービス
もやっており、同じ地方の書店として参考になりました。
お客さんが古本を売って、新刊を買ってくれるので、新刊本屋の利益
もでているそう。

ブックスタマさんは、東大和店の隣にBOOK OFFができたお
陰で、認知度がアップし、新刊の売り上げが増えたそうで、古本屋
は、以外と新刊本と一緒に売ると、相乗効果が見込めることがわか
りました。

3店とも、古本屋だけだと厳しいみたいなことを言ってましたが、
新刊本屋と古本屋のコラボは、結構相性がいい事がわかりました。

「古本屋は、新刊本屋とも共存」していけるのではないか。という
感じがしました。そして「紙の本は無くならない」ということも
全セミナーを通じて感じたことでした。電子書籍とも、Ipadと
も共存していける!と感じられる、本の学校セミナーでした。

 帰りに、午前のセミナーで紹介されていた、松岡正剛の書棚を
中央公論新社のブースで購入。丸善(東京丸の内本店)の4Fに
自分の好きな本を並べて売っている方の本。



 後日、実際に松丸本舗に行ってきましたが、これが本屋の理想
かなと思いました。ジャンル毎の本の並べ方など、古本屋にとっ
ても、参考になりました。

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